寿司屋がロボットを作った、そもそもの話。

ー 株式会社ともえ 代表取締役 生嶋 稔 ー

私は若い頃、寿司を握っていたんですよ。父親のはじめた寿司チェーン店を手伝うような形で仕事をしていたんです。私の父はもう亡くなりましたが、新しいことをやるのが好きな人でね。寿司店をチェーン化する過程で、当時は珍しかったセントラルキッチン方式を取り入れたり、回転寿司をやるといって回転台を作り始めたり。人のやらないことをやるのが好きだったんでしょうね。
そして父よりも、新しもの好きで、人のやらないことをやるのが好きな私が思いついたのアイデアの一つが寿司ロボットでした。良い機械があれば、品質の安定した寿司をもっとたくさん作って安価に提供できるんじゃないか、という発想です。
開発といっても、寿司屋ですからノウハウはゼロ。私自身も機械いじりは嫌いではなかったけれど、専門知識があるわけじゃない。毎晩、店を閉めてから素人が集まって、あれこれ考えては知り合いの機械屋さんを呼んできて作ってもらう。試験をしてはまた直すといった具合で、3年ほどかかったかな。ようやく一号機が完成したのが1980年頃です。
それを展示会に出したところ、人だかりができるほどの人気。それでは本腰を入れようというんで、寿司屋から独立して寿司ロボットの会社を設立したんですよ。
ロボットを作ってるって言っても、もとが寿司屋ですから、こだわりがあるんです。
にぎる飯の量。にぎり加減。形の美しさ。人がにぎったものに劣るようなら、作る意味がない。実際、自分たちの店でも使ってるわけですから、私たちはあくまで使う側に立って機械を作ってきたのです。
寿司ロボットを作っているメーカーさんは他にも数社ありますが、その中で、私たちの製品が大手寿司チェーンでのシェア50%を占めているのは、まさにここが違うからでしょうね。
技術的には、ローラー方式を開発できたことが大きかった。これによって、ふっくらと握ることができるようになりました。この方式は特許をとっていて、他社のベルト方式とはもう全然違いますよ。
その後、「巻き寿司ロボット」「寿司ラッピングロボット」「卓上タイプの寿司ロボット」などを次々と開発してきました。
販売の方でも、全国に営業拠点を設けましたし、海外にもずいぶん輸出しています。南北アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オーストラリア、…。今後も、寿司の好きな日本人、いや世界中の人に向けて、あっと言わせるような寿司ロボットを開発したいと考えています。



■熟練職人を脱帽させたミソのミソ。
ともえの寿司ロボットの主役は、正面にセットされたローラーたち。 1983年に採用されて以来、業界で大きな話題を呼びました。 その秘密は独特の形状。数千回に及ぶ試行錯誤の末に生まれた独自のフラップが、シャリ玉に理想の空気量を含ませることに成功。 この道15年の熟練職人もうなる、ふっくら感をつくりだしました。
   
■空気が喰う気を呼ぶ。シャリ玉芸。
シャリ玉の極意は、「持ってくずれず食べてほぐれる。」つぶれ、ぽろぽろはもっての他。 うまい、まずいを分けるポイントは、飯粒の間の空気量。 ところで寿司ロボット一台のテストに使うシャリの量は何と米二升、これはシャリ玉約300個分。 その一つ一つが入念にチェックされ、あの独特のふっくら感が試されます。 シャリ玉はまさに、気配りと技術の結晶そのものなんですね。
→美味しいシャリ玉のヒミツ

 

味へのこだわり 
性能と品質
トータルサポート
そもそもの話
WORLD WIDE MAP
会社概要
展示会情報

Top Page
製品紹介
寿司ビジネス
寿司とは?
会社案内
お問合わせ
採用情報

 

Home